カー用品株が急伸しJASDAQ銘柄の値上がり率上位1~3位を独占

株式市場 銘柄

■高齢者の運転に関する新制度などに期待強まる

 6月12日後場寄り後の東京株式市場では、カー用品のバッファロー<3352>(東1)が2日連続ストップ高(300円高の1400円、27%高)で買い気配となっているほか、JASDAQ銘柄の値上がり率1位はオートウェーブ<2666>(JQS)の28%高、2位はホットマン<3190>(JQS)の17%高、3位はカーメイト<7297>(JQS)の16%高と、カー用品関連株が上位を独占する場面をみせて各銘柄とも活況高となっている。

 引き続き、「政府が高齢者向けの新しい運転免許の導入を検討している」(6月11日付の日本経済新聞朝刊)との報道が材料視されているようで、新制度では、カー用品店でもブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ「足枠」や自動ブレーキシステムなどの販売や取り付けが可能になるといった予想が出ている。自動車補修部品などのムラキ<7477>(JQS)も15%高と急伸している。(HC)

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