FTグループが後場一段高、正午に自社株買いを発表、最高益の業績も見直す

株式市場 銘柄

■50万株(発行株数の1.54%)または総額7.5億円を上限に9月まで実施

エフティグループ<2763>(JQS)は6月12日の後場一段高となり、13時にかけて8%高の1279円(95円高)をつけて出来高も増加している。正午に自己株式の取得(自社株買い)を発表。最高益基調の業績動向と合わせて注目集中となった。

 昼12時に、50万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.54%)または総額7.5億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は2019年6月14日から同年9月15日まで。

 業績は好調で、2019年3月期の連結業績は、UTMネットワークセキュリティサービス(複数のセキュリティシステムを統合的に運用して脆弱性をカバーするシステム)や小売り電力サービス「エフエネでんき」などが収益をけん引し、各利益とも最高を更新した。今期もストックビジネスが一段と伸びる見通しとし、最高を更新する見込みとする(決算書類はIFRS:国際会計基準・国際財務報告基準に移行)。(HC)

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