【銘柄フラッシュ】地域新聞社が急伸し業績拡大期待で鈴与シンワートやメドピアなど活況高

株式市場 銘柄

 6月18日は、クボテック<7709>(東1)が朝方からストップ高(80円高の436円、22.5%高)で売買され、東証1部の値上がり率トップ。フライホイール蓄電システムやワイヤレス給電、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に設置された画像圧縮伝送装置などとの関連が取りざたされたほか、この日発売の季刊会社データ誌が高評価との見方も。

アイティメディア<2148>(東1)は7.0%高となり、連結純利益などが今期2期ぶりに最高益を更新する見込みの中で、18日付でデジタルアドバンテージ(東京都世田谷区)と共同でTエキスパート向け技術情報サイト内に新たにAI(人工知能)、機械学習を専門とする「DeepInsider(ディープ・インサイダー)フォーラム」を開設と発表し注目集中。

ブックオフグループHD<9278>(東1)は5.0%高となり、5月下旬にエコノス(3136)の株式を9%強買い付けると発表してから上げピッチを強めており、6月14日からは2段上げの様相を強め、3日連続HDになってからの最高値を更新。
鈴与シンワート<9360>(東2)は5.2%高となり、今期の業績大幅拡大などへの期待が再燃とされて約1ヵ月ぶりに年初来の高値。FRACTALE<3750>(東2)は5.2%高となり、やはり今期の業績大幅拡大などへの期待が再燃とされて出直りを連日継続。

イオレ<2334>(東マ)は17.0%高となり、高業績期待などで2段上げとなったあとのペナント(三角旗)形成といったチャート妙味などが言われて再び騰勢。高値更新。メドピア<6095>(東マ)は11.4%高となり、今9月期の最高益などに期待が再燃とされて大きく出直りを継続。

地域新聞社<2164>(JQS)はストップ高(300円高の1378円高、27.8%高)となったが、18年9月から19年3月にかけての大相場が崩れたあとの残り火との見方が。多摩川HD<6838>(JQS)は18.4%高となり、「5G」関連株で今期完全黒字化の見込みが中国ファーウエイに対する制裁によって黒字拡大もとの見方があり高値を更新した。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
  2. ■西洋絵画から浮世絵、漫画まで、多彩な作品を天気と共に鑑賞  映像の企画から制作、映像編集、配信・…
  3. ■カラフルミンツ入りの新商品も発売、空き箱で「キョロガチャ」工作もできる  森永製菓<2201>(…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…
  2. ■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール  マーケットの現在の投資家心理…
  3. ■銀行株投資の選択肢  多くの銀行株の中から投資対象を選ぶ際には、PBR1倍割れやPER1ケタ台、…
  4. ■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?  今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそう…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る