都築電気が出直り強める、「空飛ぶクルマ」など材料視され割安感も再燃

株式市場 銘柄

■PER9倍未満、東証2部銘柄の平均は27倍台

都築電気<8157>(東2)は6月24日、出直りを強めて始まり、取引開始後に7%高の1206円(80円高)まで上げて出来高も増加している。業績が拡大傾向を続ける見通しである上、2020年中にも飛行をめざす「空飛ぶクルマの開発プロジェクト」に協賛しており、東京オリンピック・パラリンピックや大阪万博に向けた期待が再燃したとの見方が出ている。

 19年04月17日付で、「空飛ぶクルマの開発プロジェクト『CARTIVATOR』に協賛~次世代に夢を提供する挑戦を支援~」と発表した。空飛ぶクルマの開発を進める有志団体CARTIVATOR(中村 翼・福澤 知浩:共同代表)に協賛。2020年の「空飛ぶクルマ」の有人デモフライトを目指す挑戦を支援する。今期・20年3月期の連結純利益は前期比6.7%増の23.60億円、1株利益136円99銭を想定し、株価水準はPER8.8倍。東証2部銘柄の平均PER27倍台との比較で大きく割安な点を注目し直す様子もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る