NECが4年ぶりの高値、スーパーコンピューターの連続受注など注目される

株式市場 銘柄

■防衛関連株の側面もありトランプ米大統領の姿勢も思惑を呼ぶ

NEC<6701>(東1)は6月28日、飛び出すように上値を追い、4%高の4225円(165円高)まで上げて約2週間ぶりに2015年以来の高値を更新した。同日付で、「同一空域・複数ドローン事業者のための運航管理システムのAPI仕様書を公開」と発表。また、28日付の日経産業新聞に、スーパーコンピューターを高エネルギー加速器研究機構、国立環境研究所から相次ぎ受注したことが載っており、注目が再燃したようだ。

 同社株は宇宙開発・防衛産業関連株としても注目されることがあり、市場関係者の中には、トランプ米大統領が日米安保条約に不公平感を示したことを受けて防衛関連需要の増加にイメージを膨らませる様子もある。(HC)

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