【株式市場】日経平均の上げ幅400円を超え中国ファーウエイへの制裁緩和など好感

株式

◆日経平均は2万1729円97銭(454円05銭高)、TOPIXは1584.85ポイント(33.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億244万株

チャート13

 7月1日(月)後場の東京株式市場は、前場に続いて米国が中国ファーウエイ(華為技術)への制裁を緩和する方針を表明したことなどが好感され、ファナック<6954>(東1)太陽誘電<6976>(東1)がジリ高傾向を継続。日経平均も時間とともに上げ幅を拡大、大引間際に454円05銭高(2万1729円97銭)まで上げて大幅な反発となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、トヨタ自動車<7203>(東1)がジリ高傾向を続け、日本電産<6594>(東1)もジリ高。SOU<9270>(東マ)は6月26日の東京・上野松坂屋店オープンに続き28日には常磐線で直結する松戸市に千葉県3店舗目を開店したことなどが言われて一段高。ソフトフロントHD<2321>(JQS)は東証が28日付で上場廃止猶予銘柄から除外したことなどが材料視されて活況高。

 東証1部の出来高概算は12億244万株(前引けは5億5783万株)、売買代金は2兆2029億円(同1兆99億円)。1部上場2148銘柄のうち、値上がり銘柄数は2010(同1968)銘柄、値下がり銘柄数は108(同139)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、海運、金属製品、電気機器、機械、医薬品、などが高い。(HC)

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