【業績でみる株価】横河電機は年初来高値、業績見通し期待で昨年高値も視野

業績で見る株価

横河電機<6841>(東1・売買単位100株)の海外売上高比率が約7割と高く為替に業績が影響される。株価は15日に年初来高値1434円に進んでいる。

同社は工業計器の最大手で、制御機器と計測機器が事業の両輪。国内向け制御機器が原油価格の急落を受けて石油・石化業界の設備投資見直しを受けて苦戦を強いられている。しかし、海外向けが円安などにより伸びており、国内の不振をカバーしているもよう。2015年3月期の営業利益は280億円(前々期比8.1%増)の見通しで、一部の観測では会社予想を上回りそうだという。

2016年3月期は海外向け好調に加えて、人員削減(本体と国内2社合わせて600人の希望退職を募集)などの合理化効果が表面化して300億円を超す営業利益が見込めそうだ。一部のアナリストは2ケタ台の増益となるという見方も伝えられている。

株価は2014年3月期の大幅増益予想を材料にして2013年1月の安値852円を起点に2014年1月の1743円まで上昇。その後は国内の事業環境の悪化などを嫌気して調整、1200円から1500円のボックス相場を形成している。1200円前後でW底を形成し下値はほぼ固まったとみていいだろう。外資系ファンドが食指を伸ばし始めていとの見方もある。

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