東京応化工業は底堅い、韓国向け半導体材料の輸出管理強化を受け注目続く

株式市場 銘柄

■韓国にも生産拠点があり影響は限られる見込みだが推移を注視

東京応化工業<4186>(東1)は7月4日の前場、3315円(35円安)を下値に持ち直し、前引けは3335円(15円安)となった。半導体や液晶ディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供し、政府が1日、韓国向けのフォトレジストなどの半導体材料の輸出管理を強化する方針を打ち出したため、その対応などが注目されているが、株価への影響は限定的のようだ。

 同社は、NHKニュースWEB「サクサク経済Q&A」の「輸出規制、日本に『逆流』しない?」(7月2日、企業・産業:Q&A202)の中で、「韓国の取引先から心配する声も寄せられており、手続きにのっとって今後も輸出を続けたい。韓国にも生産拠点があるので影響は限られると思うが、注視したい」とのコメントを寄せている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る