フェニックスバイオが再び急伸、「PXBマウス」関連研究が技術賞を受賞

株式市場 銘柄

■7月初から学会での発表など材料に急伸相場

 フェニックスバイオ<6190>(東マ)は7月12日、一段高となり、一時23%高の1490円(276円高)まで急伸して3日ぶりに昨年来の高値を更新した。同日付で、「PXBマウス」(同社の登録商標)などに関する研究発表の技術賞受賞を発表し、再び注目集中となった。

 2019年6月の第46回日本毒性学会学術年会で、同社の「PXBマウス」(ヒト肝臓キメラマウス)を用いた研究を発表した仁平開人氏(協和キリン株式会社)らが受賞した。

 同社株はこのところ急伸相場となっている。7月5日付で、日本核酸医薬学会第5回年会(2019年7月10~12日)にて「PXBマウス」及び「PXB-cells」関連の研究発表を行うと発表し、翌日から2日連続ストップ高。小反落を交えて再び上値を追う展開になっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る