フォーカスシステムズはマイクロン社と臨床試験における画像判定をAI化するシステムの協業を開始

◇将来的には、日常診療にも応用し、「医師不足」や「病変の見逃し」等の社会問題を解決

フォーカスシステムズ<4662>(東1)は、マイクロン(本社:東京都中央区)と、臨床試験における画像判定をAI化するシステムの開発を目的とした協業を開始した。将来的には、日常診療にも応用し、「医師不足」や「病変の見逃し」等の社会問題を解決することを目指す。

 臨床試験における画像判定(視覚評価)の利用例として挙げると、冠動脈疾患(心筋梗塞等)患者の血管を広げるために血管内腔にステント留置を行い、数か月後にステント表面の新生内膜の被膜の有無について血管内視鏡動画の画像判定を視覚評価により実施している例がある。ステント留置慢性期におけるステント表面の新生内膜被膜の有無は、臨床結果(予後)と関連があるといわれているため、ステント留置血管を対象とした研究では重要な評価項目である。

 ところが、臨床試験における画像判定には課題があり、例えば、画像判定する医師等、専門技能者の人件費・教育費等で判定にかかるコストである。
 次に、判定のばらつきである。評価対象と視覚評価の内容によっては、評価者内誤差、評価者間誤差が問題となる。
 さらに、判定に要する時間である。人間による判定の工程に時間を要するため、単位時間当たりの判定件数における制約が大きい。

 このような課題を解消するため、同社は、マイクロン社がこれまで培ってきた専門的なノウハウの提供を受け、臨床試験における画像判 定をAI化するシステムを開発する。臨床試験における画像判定のAI化により「判定精度の向上・一定化」及び「判定の効率化」を実現することで、臨床試験の発展の一助となることが期待される。また、マイクロン社が有するKey Opinion Leader (医療分野における専門家)ネットワークの協力の下、システムの発展により、臨床現場での利用を実現させ、現在社会問題となっている「医師不足に よる医師の超過勤務」や「病変の見逃し」等の解決を目指す。

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