【新規上場(IPO)銘柄】日本ホスピスは8月14日に第2四半期決算を発表、高値奪回から一段高も視野

株式市場 IPO 鐘

 日本ホスピスホールディングス<7061>(東マ)は、本年3月28日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社グループは、「すべては笑顔のために」というコーポレートスローガンを掲げ、在宅での看取りを前提とした、在宅ホスピスの事業を推進している。

 ホスピス住宅事業では、がん末期患者や難病患者等に対応したホスピス住宅にてケアサービスを提供している。訪問看護と訪問介護事業所を併設又は近設もしている。

 訪問看護事業では、看護師による訪問看護サービスを提供している。在宅医と協力して患者やその家族の希望に添い、安心し「おうち」で暮らし続けられる支援をしている。


 在宅介護事業では、訪問看護と併設することで医療的ケアに対応し、訪問看護、通所介護、看護小規模多機能型居宅介護(カンタキ)等を組み合わせてケアを提供している。

 今2019年12月期第1四半期においては、これまでの施設に加えて、19年1月に「ナーシングホームOASIS北(名古屋市北区)」、同3月に「ファミリー・ホスピス池上ハウス(東京都大田区)」の2つのホスピス施設を増室する等、引き続き拠点の拡大を進めている。なお、これらの増室施設を含めて、各ホスピス施設の稼働率はいずれも順調に推移している。

 今19年12月期第1四半期業績実績は、売上高9億4600万円、営業利益1億0300万円、経常利益7100万円、純利益4600万円に着地。

 今19年12月期業績予想は、売上高42億5100万円(前期比41.0%増)、営業利益5億1500万円(同39.3%増)、経常利益4億0700万円(同43.1%増)、純利益3億1200万円(同41.5%増)を見込む。年間配当予想は、無配を予定している。

 株価は、5月22日につけた上場来高値3380円から6月24日安値1995円まで調整を挟んで7月18日高値2795円と上昇。2800円どころを上値にもみ合っているが、煮詰まり感も出つつある。同社グループを取り巻く、医療・看護・介護の事業環境は、高齢者の増加と共に市場が拡大し需要が増加する一方で、社会保障費の抑制を目的として、病院を中心とした施設から在宅を中心とした医療へのシフトが進み、医療と介護の連携や地域単位でのケア体制の整備等が促進されると予想されており、成長が続く見通し。8月14日に予定される今19年12月期第2四半期決算が順調に推移していれば、高値奪回から一段高も視野に入りそうだ。(株式評論家・信濃川)

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