トビラシステムズは迷惑情報フィルタ事業を展開

材料でみる株価

 トビラシステムズ<4441>(東マ)は迷惑情報フィルタ事業を展開している。19年10月期大幅増収増益予想である。特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。収益拡大を期待したい。株価は6月の高値から反落し、IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、目先的な売り一巡して戻りを試す可能性もありそうだ。

■迷惑情報フィルタ事業を展開

 19年4月東証マザーズに新規上場した。迷惑情報フィルタ事業(モバイル向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービス、ビジネスフォン向けフィルタサービス)を展開している。独自の迷惑電話番号抽出技術を用いてデータベース化し、迷惑電話を自動的に拒否・警告する。収益は継続課金型のストックビジネスである。

 大手通信キャリアのオプションパックに提供し、月間利用者数は19年5末時点で約289万人となった。特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。

■19年10月期大幅増収増益予想

 19年10月期非連結業績予想(6月12日に上方修正)は、売上高が18年10月期比12.8%増の9億50百万円、営業利益が66.0%増の3億80百万円、経常利益が64.8%増の3億67百万円、純利益が56.8%増の2億32百万円としている。大幅増収増益予想である。

 第2四半期累計は売上高が4億90百万円、営業利益が2億31百万円だった。通期でも主力のモバイル向けフィルタサービスが伸長し、コスト抑制も寄与する見込みだ。収益拡大を期待したい。

■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階

 株価は6月の高値1万1240円から反落し、IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、目先的な売り一巡して戻りを試す可能性もありそうだ。7月24日の終値は8170円、時価総額は約272億円である。

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