SCREENホールディングスが連日高値、半導体関連株の一斉高に乗る

■25日はアドバンテストの急伸を受け29日の四半期決算発表に期待再燃

SCREENホールディングス<7735>(東1)は7月25日、6日続伸基調となり、10時30分にかけて4%高の6090円(240円高)前後で推移し、2日続けて年初来の高値を更新している。このところ半導体関連株が一斉高となっており、連動高の期待が強いほか、24日に四半期決算を発表したアドバンテスト<6857>(東1)が25日は一時20%高に迫る急伸を演じているため、第1四半期決算の発表(7月29日16時の予定)に向けた期待が再燃したようだ。

 半導体関連株は、東京エレクトロン<8035>(東1)が5日続伸基調となるなど、ここ一斉高の様相を見せている。米国でゴールドマン・サックスが半導体株の評価を前週に引き上げたことや、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が積極投資の姿勢を示したと伝えられたこと、SOX(フィラデルフィア半導体株指数)の上昇、ハイテク株の比率が高いNASDAQ総合指数の最高値更新、などが好感されて軒並み高となっている。(HC)

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