フォスター電機が一段高、創業70周年の記念配当をあらためて好感

■第1四半期は2ケタ減益だったが生産体制の最適化など推進

フォスター電機<6794>(東1)は7月31日、一段高となり、9時40分にかけて9%高の1986円(170円高)まで上げ、2018年4月以来の高値に進んだ。30日の取引終了後に発表した第1四半期(2019年4~6月)の連結決算は全体に2ケタの減収減益だったが、生産体制の最適化などを推進中。創業70周年の記念配当などが好感されているようだ。

 19年6月20日に創業70周年を迎えたため、9月の第2四半期末配当(中間配当)に記念配当5円00銭を実施し、普通配当と合わせて20円(前年同期比10円増配)の見込みとした。3月期末配当は15円00銭(同10円増配)の見込み。期初の開示から変わってないが、9月末の実施とあって、あらためて注目する様子がある。(HC)

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