日本エム・ディ・エムの第1四半期は2ケタ増収大幅増益

■売上高販管費率が56.2%(前年同期59.4%)と低下

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の第1四半期は、2ケタ増収大幅増益となった。

 日本国内では、本年4月に段階的な償還価格の引下げが行われたが、人工関節、骨接合材料、脊椎固定器具の売上が順調に推移したことから売上高26億10百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益2億88百万円(同16.6%増)となった。

 米国においては、人工関節が順調で、売上高26億22百万円(同11.1%増)、営業利益3億27百万円(同33.6%増)と大幅増益となった。

 利益面については、増収効果に加え、売上高販管費率が56.2%(前年同期59.4%)と低下したことから、大幅増益となった。

 その結果、19年3月期第1四半期連結業績は、売上高43億64百万円(同16.0%増)、営業利益6億46百万円(同41.1%増)、経常利益6億30百万円(同43.1%増)、純利益4億48百万円(同41.7%増)となった。

 第1四半期は大幅増益と好調であるが、通期業績予想は当初予想を据え置いている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る