【銘柄フラッシュ】アイティメディアなど急伸しワークマンは新たな猛暑関連株とされて活況高

株式市場 銘柄

 8月2日は、アイティメディア<2148>(東1)がストップ高の100円高(17.1%高、685円)となり、7月31日に発表した第1四半期決算の大幅増益が注目されて連日大幅高となり年初来の高値を更新。

 アイ・アールジャパンHD<6035>(東1)も第1四半期決算の大幅増益と業績見通しの増額が材料視されてストップ高の504円高(17.6%高、3375円)。

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は7.8%高となり、7月31日に発表した第1四半期決算の大幅増益が注目されて連日大幅高。株式分割など調整後の上場来高値を更新。

 アオイ電子<6832>(東2)は13時過ぎから急伸して10.1%高。13時に第1四半期決算を発表して通期の業績見通しを増額修正。ヤシマキザイ<7677>(東2)は8.0%高となり、6月の新規上場後、波状的に高値を更新しているため売り圧迫感がなく、8月中旬に発表予定の第1四半期決算への期待が強いようで東証1部銘柄からの退避資金が流入との見方も。

 バンク・オブ・イノベーション<4393>(東マ)は16.8%高となり、7月26日に発表した第3四半期決算を受けて業績動向が再評価されたとの見方。9月通期の業績見通しについては、「現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であるため」(決算短信より)開示していない。

 アサカ理研<5724>(JQS)は10.0%高となり、ここ金相場の回復が目立つ上、銀も回復と伝えられ、業績に寄与との見方。第3四半期の決算発表は例年8月10日前後。ワークマン<7564>(JQS)は3.0%高となり値上がり率は小さいが値上がり幅ではJQ銘柄の2位。このところの全国的な猛暑を受け、冷感リフレクティブTシャツなどのサマーウエアが注目され、新たなサマーストックとの位置づけがあった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る