スクウェア・エニックス・HDは飛び出すように反発、第1四半期好調

■売上高が19%増加し営業利益は86%増加

スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクウェア・エニックス・HD)<9684>(東1)は8月7日、飛び出すように、大きく反発し、10時過ぎには10%高に迫る4060(360円高)前後で推移し、戻り高値に進んでいる。6日の取引終了後に第1四半期決算(2019年4~6月、連結)を発表。営業利益が前年同期比86%増加し、注目されている。

 この四半期は、家庭用ゲーム機向けタイトル「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」のNintendo Switch版・Xbox One版の発売や、18年12月に発売した「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が好調に推移したことなどにより、連結売上高は同19.1%増の533.29億円となった。

 3月通期の連結業績予想は従来の見通しを継続し、売上高は前期比0.5%減の2700億円、営業利益は同2.6%減の240億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.3%減の168億円、1株利益は140円97銭。

 なお、8月は旧・エニックスが東証1部に上場(1999年8月)してから20年になり、来期は旧・スクウェアが東証1部に上場(2000年8月)してから20年になる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る