夢真HDの第3四半期は建設技術者・エンジニア派遣とも好調で売上高27%増加

■採用を積極拡大し費用先行したが通期では各利益とも最高更新を見込む

 夢真ホールディングス(夢真HD)<2362>(JQS)が8月8日発表した第3四半期の連結業績(2018年10月1日~2019年6月30日、累計)は、日本全体として労働人口が減少し、多くの業界が人材不足に陥っているため、建設技術者派遣、およびエンジニア派遣の両事業とも需要が旺盛で、売上高は前年同期比27.1%増加し377.08億円となった。

■建設技術者派遣の在籍技術者数は1107人増加し6085人に

 そのため、人材の確保および稼働人数の増加に注力。採用費の増額やM&A関連費用を計上するなど、今後の成長のための投資が先行したことで、営業利益は同3.2%減少し37.72億円となった。しかし、通期では投資成果が発現する見込みで15.7%営業増益を計画する(下段参照)。

■エンジニア派遣事業の在籍エンジニア数は1236人増加して3394人に

 建設技術者派遣事業では、ゼネコン各社が抱える技術者の「高齢化」「若手不足」の影響に加え、東京オリンピック・パラリンピックおよびリニア中央新幹線関連工事などの大型工事が本格化し、2025年には大阪万博の開催も決定する中で、採用活動を積極的に推進し、第3四半期連結累計期間での採用実績は2688人(前年同期は2087人)となった。それにともない、2019年6月末現在の在籍技術者数は前年同期比1107人増加し6085人となった。

 エンジニア派遣事業の当第3四半期連結累計期間の採用人数は1290人(前年同期732人)となり、19年6月末現在の在籍エンジニア数は前年同期比1236人増加し3394人となった。

 今9月期の連結業績見通しは、こうした順調な推移を受けて従来予想を継続し、売上高は500億円(前期比23.7%の増加)、営業利益は60億円(同15.7%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億円(同12.8%の増加)、1株利益は54円98銭とした。売上高、各利益とも続けて最高を更新することになる。(HC)

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