モルフォの人工知能(AI)を駆使した画像認識技術が中国で採用

■中国でトップシェアを誇る児童向け学習機器メーカーのBBKEが発売する児童向け学習用タブレット端末に

モルフォ<3653>(東マ)は、中国でトップシェアを誇る児童向け学習機器メーカーのBBK Education Group(以下 BBKE)が発売する児童向け学習用タブレット端末のフラッグシップモデル「步步高家教机S5」に、モルフォの人工知能(AI)を駆使した画像認識技術が採用されたと発表した。

 BBKEのタブレット端末「步步高家教机S5」は、学習用コンテンツが入ったアプリケーションが搭載されている。タブレット端末のフロントカメラに専用のアタッチメントを取り付け、タブレット端末の前に教材(教科書、参考書など)を置き、教材内の疑問点に指をさしながら声で質問をすると、画像認識技術、文字認識(OCR)技術、AI音声認識技術などによって処理され、タブレット端末から画像や音声で質問に対するフィードバックが得られるという革新的な学習用端末。

 採用された技術は、BBKEの高度なニーズに応えるためモルフォのAI関連技術を結集し、汎用性・応用性に富む物体検出技術と処理速度を高めるAI推論ソフトウェアを活用して新たに開発した。

 2018年に中国に設立した子会社Morpho China, Inc.が中心となり、BBKEにおける初めてのモルフォ製品採用を進めてきた。

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