アイビーシーの9月期第3四半期連結業績は営業利益81百万円で着地

■19年9月期は大幅増収増益を見込む

 アイビーシー<3920>(東1)は13日、19年9月期第3四半期連結業績を発表した。
 
 同社は子会社iChainを新規連結して今第1四半期から連結決算に移行したことで、対前年同四半期増減率についての記載はしていない。第3四半期連結の売上高が12億74百万円、営業利益が81百万円、経常利益が69百万円、四半期純利益が26百万円となった。

 主力のライセンスの販売では、売上高が6億87百万円(前年同期比7.6%増)となった。System Answer G2からG3への切り替え案件や新規大型案件により堅調に推移した。

 サービスの提供では、売上高が1億98百万円(同42.5%増)となった。ライセンス販売の受注に伴い発生する構築・運用サポート対応により大幅に増加した。

 その他物販については売上高が3億14百万円(同2.3倍)となった。「System Answerシリーズ」の提案の一環としてネットワーク周辺機器の引き合いが大幅に増加した。

 一方で、その他物販等などの売上増に伴い売上原価が増加し、人的リソース増強により販売費及び一般管理費が増加した。

 19年9月期連結業績予想は、売上高が18億37百万円、営業利益が2億77百万円、経常利益が2億76百万円、純利益が1億86百万円としている。18年9月期の非連結業績比較で売上高は42.4%増収、営業利益は37.2%増益、経常利益は34.6%増益、純利益は31.1%増益となり、大幅増収増益予想である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る