【株式市場】日経平均は大幅反発、好業績株が強く対中関税「第4弾」一部緩和も好感

株式

◆日経平均は2万655円13銭(199円69銭高)、TOPIXは1499.50ポイント(12.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億6324万株

チャート13

 8月14日(木)後場の東京株式市場は、ニトリHD<9843>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)が一段とジリ高歩調になり、任天堂<7974>(東1)もジリ高傾向を継続。日経平均は前引けに比べて40円近く高い164円高で始まった。14時頃には前場の高値(241円98銭高の2万697円42銭)に迫り、大引も堅調で大きく反発した。東証マザーズ指数なども高いが、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、那須電機鉄工<5922>(東2)が前週発表した業績予想の増額修正を再評価とされてジリ高となり、イオレ<2334>(東マ)は13時に発表した四半期決算が注目されて一段高。グローバルウェイ<3936>(東マ)は9日発表の四半期決算が注目されてストップ高買い気配を継続。Nuts<7612>(JQS)は第1四半期の赤字大幅縮小が注目されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は少なく10億6324万株(前引けは5億1743万株)、売買代金は1兆9400億円(同9131億円)。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は1673(同1461)銘柄、値下がり銘柄数は406(同607)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率の上位は、その他製品、非鉄金属、ゴム製品、石油・石炭、繊維製品、ガラス・土石、精密機器、卸売り、電気機器、金属製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る