串カツ田中HDが大きく出直る、東証1部記念配当と自社株買いを好感

■今11月期末に1株当たり15円の記念配当を実施


串カツ田中ホールディングス<3547>(東1)は 8月20日、大きく出直って始まり、取引開始後に8%高の2074円(154円高)をつけ、約1ヵ月ぶりに2000円の大台を回復した。19日の取引終了後、東証1部への市場変更の記念配当と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 同社株式は2019年6月21日をもって、それまでの東証マザーズ市場から東証1部に市場変更となった。これを記念し、今11月期末に1株当たり15円の記念配当を実施することとした。これにより、今11月期の期末の配当予想については、これまで未定としてきたが、1株当たり15円の普通配当と合わせて合計30円の予定とした。中間配当は行っていない。前期実績は1株につき13円だった。

 また、自社株買いは、2万5000株(自己株式除く発行済株式総数の0.27%)または取得総額6000万円を上限として、2019年8月20日から同年8月30日まで実施するとした。期間は10日間になり、株価への即効性も注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る