インテリジェントウェイブが年初来の高値に迫る、自社株買い発表など好感

■前期は大型案件の通過により減収だったが自社製品などでカバーし大幅増益

インテリジェント ウェイブ<4847>(東1)は8月22日、出直りを強めて始まり、取引開始後に920円(16円高)まで上げて7月下旬につけた年初来の高値956円に迫っている。21日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感されている。

 自社株買いは、26.0万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.0%)または取得総額2.34億円を上限に、2019年8月21日から20年8月20日まで実施する。

 前6月期の連結業績は、その前の期までの大型システム開発案件の反動があり、売上高は前期比1.5%減の104.43億円だったが、この減少を、その他の顧客向けとクラウドサービス事業の増加によってあらかた補うことができ、営業利益は同68.3%増加して9.21億円となり、純利益も同81.2%増加して6.83億円となった。自社製パッケージソフトウェアの「NET+1(ネットプラスワン)」や「CWAT(シーワット)」などが拡大した。今期も増収増益の見通しとした。(HC)

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