【株式市場】米中の関税合戦が再燃し日経平均は朝方537円安となるが次第に持ち直す

株式

◆日経平均は2万258円92銭(451円99銭安)、TOPIXは1475.21ポイント(27.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加して5億3850万株

チャート10

 8月26日(月)前場の東京株式市場は、米中の関税上乗せ合戦が再燃し、前週末のNYダウが623ドル安となったことなどを受け、日経平均は先物主導で取り引き開始直後に537円15銭安(2万173円76銭)まで下押した。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)資生堂<4911>(東1)などは朝寄り直後を安値に大きく回復。ソニー<6758>(東1)なども寄り後の水準で下げ渋った。日経平均も下げ渋り、前引けは451円99銭安(2万258円92銭)だった。主な株価指数はそろって安い。

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)が朝寄り値を除いて高く推移し、インタートレード<3747>(東2)はLINE証券向けにソリューションシステムを納入との発表が連日好感されて続伸。アンジェス<4563>(東マ)は国内初の遺伝子治療薬やエボラ出血熱抗血清製剤への取り組みなど材料豊富とされて続伸。アテクト<4241>(JQS)は「自動車用VGターボ」に関する21日の発表が材料視されて連日大幅高。

 東証1部の出来高概算は5億3850万株、売買代金は9375億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は135銘柄、値下がり銘柄数は1978銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る