アストマックスが急伸、商品取引所株を日本取引所Gに売却

■子会社アストマックス・トレーディングが保有する東商取の株式売却益を材料視

アストマックス<7162>(JQS)は9月4日、時間とともに急伸し、前引け間際にストップ高の248円(80円高)に達した。東証の持株会社・日本取引所グループ(日本取引所G)<8697>(東1)が8月1日から(株)東京商品取引所の株式にTOB(公開買付)を行っている中で、8月28日、連結子会社アストマックス・トレーディングが保有する東京商品取引所の普通株式3万5300株、および無議決権株式1500株の全部を日本取引所グループのTOBに応じ、特別利益が発生する見込みと発表。材料視されている。

 見込まれる特別利益(有価証券売却益)は6800万円の見込みとし、2020年3月期の連結損益計算書に経常する見込みとした。

 日本取引所グループは、(株)東京商品取引所の株式に対し、2019年8月1日から同年9月24日まで(36営業日・届出当初の買付け等の期間)TOBを行っている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る