Jトラストが戻り高値を更新、米中の貿易協議再開と伝わりアジア事業への期待など再燃

■第1四半期は営業利益が通期予想を超過し業績への期待も強い

Jトラスト<8508>(東2)は9月6日の後場、2日続伸基調の405円(19円高)で始まり、戻り高値を更新している。取引時間中としては8月19日以来の400円台復帰となった。

 米中の貿易協議が10月中に再開と伝えられたことを受け、アジア事業や韓国・モンゴルでの金融事業に対する展望が明るくなったとの見方が出ている。先に発表した第1四半期(2019年4~6月)の連結決算では、営業利益が期初に開示した通期の予想額を超過しており、業績動向への評価が再燃する様子がある。

 8月には、オーストラリア・ニュージーランド銀行グループでカンボジアの商業銀行であるANZ Royal Bank(Cambodia)Ltd.の株式を55.0%取得完了と発表しており、カンボジアでの事業展開も注目される。(HC)

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