ソレイジア・ファーマのSP-02の第Ⅱ相臨床試験について、被験者の登録が目標症例数に到達

新製品&新技術NOW

◇2020年に統計解析を経た試験結果の公表を予定

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)の現在実施中の開発品SP-02(新規抗がん剤、一般名:ダ リナパルシン)の第Ⅱ相臨床試験について、被験者の登録が目標症例数に到達した。 

 本試験は、再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(以下、「PTCL」) を対象疾患とし、国際多施設共同・単一群・非盲検・非無作為化試験として設計され、日本、韓国、台湾及び香港で実施している。本試験では、被験者に対してSP-02単剤を最長6サイクル(18週間)まで投与し、その間の有効性(抗腫瘍効果)を主要評価項目として検討する。また本試験は、PTCLを対象とする開発において、当局との事前協議のもと、承認申請前の最終試験として実施されている。

 現在、2020年に統計解析を経た試験結果の公表を予定し、結果が良好な場合には当局との最終協議を経て、承認申請に移行する予定。

 同社はSP-02の事業化につき、日本地域ではMeiji Seikaファルマ株式会社と、また南米地域でも HB Human BioScience SAS社とライセンス契約を既に締結している。

 また、SPー02の全世界権利を有しており、今後、米国、欧州等の地域を対象とした権利導出を積極的に展開する計画。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る