ピックルスコーポレーションは今期第2四半期・通期連結業績予想を上方修正

株式市場 銘柄

■野菜の仕入れ価格が安定していたことと佐賀工場の製造効率が改善したが要因

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は18日引け後、今期第2四半期・通期連結業績予想を上方修正した。

 上方修正の要因としては、売上はほぼ当初予想の見込みで推移しているが、利益面においては野菜の仕入れ価格が安定していたことと佐賀工場が稼働から1年経過し製造効率が改善したことで当初予想を上回る見込みとなったことを挙げている。

 20年2月期第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を2億04百万円上回る215億37百万円(前回予想比1.0%増)、営業利益は4億73百万円上回る13億89百万円(同51.8%増)、経常利益は4億61百万円上回る14億72百万円(同45.7%増)、純利益は3億89百万円上回る9億96百万円(同64.2%増)と利益面で当初予想を大幅に上回る見込み。

 第2四半期を上方修正したことで、通期連結業績予想も上方修正となった。

 通期に関しては、売上高を2億03百万円、営業利益を2億73百万円、経常利益を2億56百万円、純利益を2億71百万円上方修正した。

 その結果、通期連結業績は、売上高427億16百万円(前回予想比0.5%増)、営業利益18億53百万円(同17.3%増)、経常利益19億96百万円(同14.8%増)、純利益13億12百万円(同26.1%増)となる見込み。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る