【株式市場】米国の利下げなど受け物色の範囲が広がり日経平均は一時294円高

株式

◆日経平均は2万1283円53銭(222円82銭高)、TOPIXは1623.50ポイント(16.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1424万株

チャート11

 9月19日(木)前場の東京株式市場は、米国がFOMCで利下げを発表したことや、米金利低下にもかかわらず円高にならなかったことなどを受け、日経平均は103円高で始まった。自動車株や半導体関連株、海運株、不動産などが上げ、JXTGホールディングス<5020>(東1)なども反発。物色の範囲が広がり、野村HD<8604>(東1)などの証券株も高い。日経平均は10時前に294円85銭高(2万2255円56銭)まで上げ、前引けも222円82銭高(2万2183円53銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

ピックルスコーポレーション<2925>(東1)が業績予想を増額修正し上場来の高値に進み、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は中小規模の医療機関のビッグデータも拡充する子会社化などが材料視されて戻り高値。アイリッジ<3917>(東マ)は「ゆうちょPay」への製品採用が注目されて連日急伸。

 19日新規上場となったサイバー・バズ<7069>(東マ)は11時26分に公開価格2300円を74%上回る4000円で初値がつき、あと4490円まで上げて前引けとなった。アミファ<7800>(JQS)は10時12分に公開価格660円を38%上回る910円で売買が成立し初値をつけた。その後944円まで上げ、前引けは879円。

 東証1部の出来高概算は6億1424万株、売買代金は1兆441億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は1826銘柄、値下がり銘柄数は233銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る