【株式市場】月曜日の休場を意識した調節売りが言われ後場ダレるが日経平均は2日続伸

株式

◆日経平均は2万2079円09銭(34円64銭高)、TOPIXは1616.23ポイント(0.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場増加して14億5859万株

チャート13

 9月20日(金)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)がほぼ前引けの水準で始まった後、次第に値を消し、トヨタ自動車<7203>(東1)は14時30分を過ぎてから急速に値を消す展開。来週月曜日の休場を意識した持高調節の売却が出たようで、日経平均は103円高で始まった後、徐々に上げ幅を縮めた。大引は小高い程度になったが2日続伸。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、きょう20日の「ラグビーW杯」開幕が意識されてアイリッシュパブをチェーンのハブ<3030>(東1)が14時過ぎにかけて一段高。WiFiサービスのファイバーゲート<9450>(東1)も一段ジリ高。サンテック<1960>(東2)は千葉・房総地方の台風災害を受けた電気・電力工事が連想されて再び急伸。イグニス<3689>(東マ)は10月下旬開催の「東京国際映画祭」に子会社のバーチャルライブアプリの技術を提供との発表が注目されて後場一段高。上場2日目のアミファ<7800>(JQS)はストップ高。

 20日上場のギフティ<4449>(東マ)は9時46分に1880円(公開価格1500円の25%高)で初値がつき、前場1993円まで上昇。後場はややダレる場面があったが大引けにかけて一段高となりストップ高の2060円となった。

 東証1部の出来高概算は後場増加して14億5859万株(前引けは5億1981万株)、売買代金も同様で2兆7700億円(同9453億円)。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は1157(同1171)銘柄、値下がり銘柄数は886(同863)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率の上位は、精密機器、金属製品、その他製品、非鉄金属、銀行、医薬品、石油・石炭、卸売り、パルプ・紙、輸送用機器、などとなった。(HC)

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