トビラシステムズは底値圏、19年10月期大幅増益予想で3Q累計は順調、10月11日付で株式3分割

株式市場 銘柄

 トビラシステムズ<4441>(東マ)は迷惑情報フィルタ事業を展開し、特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。19年10月期大幅増収増益予想で、第3四半期累計は順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。なお効力発生日10月11日で1株を3株に分割する。株価は乱高下の展開で安値圏に回帰した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、ほぼ底値圏だろう。

■迷惑情報フィルタ事業を展開

 19年4月東証マザーズに新規上場した。迷惑情報フィルタ事業(モバイル向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービス、ビジネスフォン向けフィルタサービス)を展開している。独自の迷惑電話番号抽出技術を用いてデータベース化し、迷惑電話を自動的に拒否・警告する。収益は継続課金型のストックビジネスである。

 大手通信キャリアのオプションパックに提供し、月間利用者数は300万人を突破している。特殊詐欺電話等の迷惑電話をテクノロジーで解決するビジネスとして成長している。

■19年10月期大幅増収増益予想

 19年10月期非連結業績予想(6月12日に上方修正)は、売上高が18年10月期比12.8%増の9億50百万円、営業利益が66.0%増の3億80百万円、経常利益が64.8%増の3億67百万円、純利益が56.8%増の2億32百万円としている。大幅増収増益予想である。主力のモバイル向けフィルタサービスが伸長し、コスト抑制も寄与する見込みだ。

 第3四半期累計は売上高が7億22百万円、営業利益が3億18百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高76.0%、営業利益83.7%と順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は乱高下の展開で安値圏に回帰した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、ほぼ底値圏だろう。9月25日の終値は6040円、時価総額は約206億円である。

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