ソーバルの第2四半期は、システム開発の需要拡大で、増収増益と好調

■請負業務の拡大を軸に構造転換を推進

 ソーバル<2186>(東2)の第2四半期は、システム開発の需要拡大で、増収増益と好調に推移した。

 今期は、増大するシステム開発需要に応えるため、請負業務の拡大を軸に構造転換を進め、体制及び環境構築、人材育成と技術ノウハウの蓄積、積極的な営業活動に継続して取り組んだ。特に子会社のコ アードは、企業の旺盛なIT投資を取り込みシステム開発が拡大した。さらに、今後需要の拡大が予測されるAIやIoT分野に対しては、新たな需要を掘り起こすため様々な企業との協業に向けた検討や最先端技術の習得を強化している。また、派遣業務においては、引き続き高付加価値案件や請 負業務への配置転換を推進している。

 その結果、20年2月期連結業績は、売上高41億57百万円(同2.8%増)、営業利益3億63百万円(同28.3%増)、経常利益3億73百万円(同27.6%増)、純利益2億40百万円(同23.7%増)となった。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高50.7%(前期49.4%)、営業利益57.6%(同45.6%)、経常利益58.1%(同46.3%)、純利益52.2%(同46.5%)となっていることから利益面での上振れが予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る