アーバネットコーポレーションは販売用不動産の売却を発表

株式市場 銘柄

■売却価格は直前期(2019 年6月期)売上高の10%を超える額に相当

 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は1日、販売用不動産の売却を発表した。

 売却先及び売却価格については、不動産売買契約における守秘義務条項に基づき、公表を控えている。しかし、売却価格は直前期(2019 年6月期)売上高の10%を超える額に相当するとしていることから、約20億円ということである。

 この様なニュースが発表されるように、投資用ワンルームマンションの需要は旺盛ということが窺える。

 なお、同社の今期20年6月期業績予想は、売上高213億80百万円(前期比6.5%増)、営業利益23億80百万円(同10.8%増)、経常利益20億90百万円(同9.2%増)、純利益14億50百万円(同10.7%増)と増収増益を見込む。

 しかし、今回発表の販売用不動産の売却の売上高は今期ではなく、来期の業績に含まれる。ということは、来期もワンルームのマンションの需要は旺盛ということである。

 そのため、株価は日々年初高値を更新する勢いで、高値圏で推移している。

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