丹青社は調整一巡、20年1月期営業増益予想

株式市場 銘柄

 丹青社<9743>(東1)はディスプレイ業界の大手である。20年1月期は増収営業増益予想である。第2四半期累計は減収営業減益だったが、計画に対して減益幅が縮小した。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落して上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■ディスプレイ業界の大手

 専門店、百貨店、複合商業施設、ホテル、企業ショールーム・展示会、イベント、オフィス、博物館などの内装・展示物を企画・デザイン・制作・施工するディスプレイ業界の大手である。なお受注産業のため四半期業績は変動しやすい特性がある。

■20年1月期増収営業増益予想

 20年1月期連結業績予想は、売上高が19年1月期比1.6%増の840億円、営業利益が7.5%増の54億円、経常利益が5.4%増の55億円、そして純利益が10.8%減の37億50百万円としている。

 第2四半期累計(8月30日に売上高を下方修正、各利益を上方修正)は、売上高が前年同期比10.4%減の366億95百万円、営業利益が12.1%減の25億07百万円だった。売上面では、下期以降に繰り越す案件の増加も影響して、商業施設やチェーンストア関連が計画を下回った。利益面では、収益性を重視した受注活動の効果で売上総利益率が上昇し、計画に対して減益幅が縮小した。

 通期ベースでは受注が高水準に推移し、売上総利益率上昇も寄与して3期連続営業最高益更新を目指すとしている。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は戻り高値圏から反落して上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。10月8日の終値は1192円、時価総額は約577億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  2. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  3. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  4. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  5. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  6. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る