北興化学が戻り高値に進む、3Q営業利益は通期予想の91%を確保

■通期見通しは従来予想を据え置くが上振れ期待強まる

 北興化学工業<4992>(東1)は10月9日、もみ合いを抜け出して始まり、取引開始後に510円(20円高)まで上げて戻り高値に進んだ。8日の取引終了後に第3四半期の連結決算(2018年12月~19年8月・累計、3Q)を発表し、営業利益が通期予想額の91%を確保したことなどが注目されている。

 農薬事業の売上高が6~7割のため、収益は上期に集中する傾向があるが、第3四半期累計期間の連結営業利益は前年同期比0.1%増の27.30億円となった。11月通期の見通しは従来予想を据え置き30.0億円。通期見通し額の91%を確保した。純利益は0.4%減の23.07億円となり、84%を確保した。(HC)

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