帝国ホテルが後場急伸、京都・祇園に新ホテルを計画

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■京都市の歴史的建造物「弥栄会館」を活用と13時に発表

帝国ホテル<9708>(東2)は10月9日の13時、京都での「新規ホテル計画に関する検討および協議開始」を発表し、株価は発表前の1998円(前日比変わらず)から一時2100円(102円高)まで急伸した。

 発表によると、同社は、同日、祇園甲部歌舞練場(ぎおんこうぶかぶれんじょう:京都市東山区)敷地内の「弥栄会館」(やさかかいかん)を活用した新規ホテル計画について、検討および協議を開始することに関する基本合意書を、学校法人・八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん:京都市東山区、太田紀美理事長)との間で締結した。

■所有する八坂女紅場学園と合意、1936年に竣工した和風意匠の名建築

 計画地は、京都市東山区祇園町南側の、現在、同学園が所有する同歌舞練場敷地内「弥栄会館」。同学園が歌舞練場の耐震改修計画を進めるにあたり、弥栄会館のホテルとしての活用について、候補の一つとして帝国ホテルにも相談をいただいたという。

 「弥栄会館」は、1936年に竣工した和風意匠の伝統を巧みに織り込んだ名建築で、歴史と伝統あるお茶屋の家並みと共に一帯の景観を形成し、京都市の歴史的風致形成建造物に指定されている建築物。

 帝国ホテルとしても、京都の中でもさらに象徴的な場所である祇園でのホテル計画は、明治23年(1890年)に迎賓館として開業して以来、世界各国から賓客を迎えてきた同社の歴史や企業理念との親和性が高いと判断した。

 今後、弥栄会館を活用し、祇園町南側地区の優れた街並にふさわしいホテル計画を実現できるよう、八坂女紅場学園をはじめとした関係者、および関係各機関との検討・協議を進めていくとした。(HC)

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