日本車輌製造など一斉高、台風19号で北陸新幹線が全車両の3分の1水没し

■同数の新幹線車両を新造する場合328億円が必要の観測も

 台風19号による水害を受け、「北陸新幹線、全車両の3分の1が被害に」(NHKニュースWEB2019年10月13日18時49分より)と伝えられ、10月15日は、鉄道車両メーカーが一斉高となっている。

日本車輌製造<7102>(東1)は取引開始後に6%高の2714円(146円高)まで上げ、4月5日以来、約6ヵ月ぶりに2700円台を回復。川崎重工業<7012>(東1)は2517円(70円高)まで上げて約3週間ぶりに2500円台を回復.近畿車輛<7122>(東1)は7%高の1452円(95円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。

 同ニュースは、「千曲川が氾濫したため、JR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水し、留め置いていた北陸新幹線の120両も水につかりました。被害は全車両の3分の1にのぼります。専門家は「最悪、廃車になるかもしれない」と話しています」などと伝えた。

 また、関連報道では、同数の新幹線車両を新造する場合328億円が必要とも伝えられた。(HC)

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