【株式市場】日経平均は一時420円高まで上げ終値では4月以来の2万2200円台に

株式

◆日経平均は2万2207円21銭(408円34銭高)、TOPIXは1620.20ポイント(24.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億8406万株

チャート13

 10月15日(火)後場の東京株式市場は、全体に前場の上げが一巡する印象になったが、パナソニック<6752>(東1)は日本IBMとの提携発表などが注目されて高値圏で推移し、東京海上HD<8766>(東1)は台風19号災害の出費が予想されるにもかかわらず13時頃にかけて一段高。日経平均は強もみ合いとなり、大引けにかけて420円76銭高(2万2219円63銭)まで上げて大幅高のまま3取引日続伸となった。終値での2万2200円台は4月26日以来、約5ヵ月半ぶりになる。

 後場は、東洋電機製造<6505>(東1)が一段と強張る場面をみせ、台風19号で北陸新幹線の車両の約3分の1が水没したことが材料視され、応用地質<9755>(東1)も一段とジリ高。大日本コンサルタント<9797>(東2)ニッパンレンタル<4669>(JQS)はストップ高。and factory(アンドファクトリー)<7035>(東マ)インフォコム<4348>(東1)グループの電子マンガ「めちゃコミック」配信会社アムタスとの業務提携などが注目されて一時ストップ高。引き続き川崎汽船<9107>(東1)などの海運株が運賃上昇などを材料に活況高を続けたほか、大手不動産株も高い。

 東証1部の出来高概算は12億8406万株(前引けは6億4271万株)、売買代金は2兆3125億円(同1兆1106億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1898(同1918)銘柄、値下がり銘柄数は214(同184)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がり(前引けは全33業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、海運、医薬品、建設、保険、ゴム製品、輸送用機器、金属製品、不動産、などとなった。(HC)

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