フマキラーが急動意、「ヒアリ」東京港に定着と伝えられ連想買い

■国内の他の発見例と異なり女王アリが50匹以上見つかったと伝わる

フマキラー<4998>(東2)は10月17日、大きく出直り、取引開始後に7%高の1139円(77円高)まで上げて約3週間ぶりに1100円台を回復した。「強毒のヒアリ、国内で初定着か、東京港青海ふ頭、拡散の恐れも」(共同通信2019年10月17日6時51分)と伝えられ、連想買いが集まった。

 報道によると、南米原産で強い毒を持つ特定外来生物のヒアリが東京港青海ふ頭で定着した可能性が極めて高いとの分析を、国立環境研究所がまとめた。国内の他の発見例と異なり、巣の中で成長したとみられる繁殖可能な女王アリが50匹以上見つかり、既に別の場所に拡散した恐れがあるという。(HC)

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