クレスコが大きく出直る、第2四半期の収益上振れ観測を受け注目再燃

■「営業益2割増、4~9月上振れ」などと伝えられる

クレスコ<4674>(東1)は10月17日、大きく出直り、取引開始後に5%高の3405円(175円高)まで上げて約2週間ぶりに3400円台を回復した。ソフトウェア開発、組み込み型ソフトウェア開発などを行い、11月に発表予定の第2四半期決算の見通しについて、同日付の日本経済新聞が「営業益2割増、4~9月上振れ、ソフト開発伸びる」と伝え、注目が再燃した。

 第2四半期の連結業績見通し(8月6日発表、第1四半期決算短信より)は、売上高が前期比8.3%増の184.0億円、営業利益が同6.7%増の15.0億円。報道では、営業利益が前年同期比2割増の17億円程度になった模様で、「この期間として2年ぶりに最高となる」とした。

 なお、今期・2020年3月期の連結業績見通し(8月6日発表、第1四半期決算短信より)は、売上高が前期比7.5%増の378.80億円、営業利益が同6.0%増の34.0億円、親会社株主に帰属する純利益は同5.7%増の24.16億円、1株利益は220円84銭。(HC)

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