フジタコーポレーションが続伸、五輪マラソンの札幌開催など材料視

■10月初は苫小牧の大型リゾート開発観測で急伸し材料性を増す

フジタコーポレーション<3370>(JQS)は10月18日も出直り基調となり、取引開始後に8%高の1415円(109円高)まで上げて10月9日以来の1400円台に進んだ。北海道を地盤に飲食店や物販店のフランチャイズ展開などを行い、IOC(国際オリンピック委員会)が東京オリンピックのマラソンと競歩を札幌で開催する方針を示したため、恩恵拡大への期待が強まっている。

 このところの株価は、北海道・苫小牧での大型リゾート開発の観測などが注目されて10月初旬から次第高となり、9日には一時1506円まで急伸した。今回はまだ出直り相場の範囲内だが、手掛かり材料として、大型リゾート開発と東京オリンピックマラソンの2つが出たことになり、期待を強める様子がある。(HC)

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