【株式市場】英国とEUの関係が前進し中国の経済指標も好感され日経平均は一時197円高

株式

◆日経平均は2万2576円96銭(125円10銭高)、TOPIXは1626.93ポイント(2.77ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億1113万株

■新規上場のワシントンホテル、浜木綿は好調にスタート

チャート11

 10月18日(金)前場の東京株式市場は、英国のEU離脱を巡る動きがいい方向に進展し、対ユーロで円安が進行。日経平均は76円高で始まったあと上げ幅が100円台を超えた。半導体市況が回復基調と伝えられ、太陽誘電<6976>(東1)などが高い。日経平均は11時過ぎ、中国の経済指標を受けて一段高となり197円99銭高(2万2649円85銭)まで上昇。前引けは125円10銭高(2万2576円96銭)となった。

キャリアインデックス<6538>(東1)が事業譲受による不動産関連の新規事業開始など注目されて急伸し、菊水化学工業<7953>(東2)は台風災害の復興関連株とされて急伸。アイリックコーポレーション<7325>(東マ)はシステム連携による業界初の一気通貫型の保険販売管理システムなどが注目されて出直り拡大。

 18日は新規上場2銘柄。ワシントンホテル<4691>(東・名2)は9時19分に公開価格1310円を11.6%上回る1462円で初値をつけ、高値は1638円、前引けも1638円。浜木綿(はまゆう)<7682>(JQS・名2)は10時12分に公開価格2120円を830円(39%)上回る2950円で初値をつけ、その後3400円まで上げ、前引けは2837円。

 東証1部の出来高概算は5億1113万株、売買代金は9135億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1300銘柄、値下がり銘柄数は716銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、鉄鋼、繊維製品、パルプ・紙、水産・農林、機械、石油・石炭、金属製品、不動産、などとなった。(HC)

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