【株式市場】高業績株や薬品株など人気化し日経平均は後場99円高まで上げ3日続伸

株式

◆日経平均は2万2625円38銭(76円48銭高)、TOPIXは1638.14ポイント(9.54ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億8961万株

チャート15

 10月23日(水)後場の東京株式市場は、12時30分に業績予想の増額修正を発表した日東電工<6988>(東1)が一段高で始まり、日本電産<6594>(東1)は業績回復期待などでジリ高を継続。13時に業績予想の増額を発表した中越パルプ工業<3877>(東1)も一段高。日経平均は5円安で始まったあと徐々に底堅くなり14時半頃に99円91銭高(2万2648円81銭)まで上げた。大引けも堅調で3日続伸となった。

 後場は、日本ケミファ<4539>(東1)が1滴の血液で短時間に多項目の診断を可能とする技術を共同開発との発表を受けて14時過ぎから急伸しストップ高となり、エーザイ<4523>(東1)は引き続き買い気配のままストップ高。キーウェアソリューションズ<3799>(東2)は業績拡大傾向への期待が再燃とされて一段ジリ高。アプリックス<3727>(東マ)はWiFi新サービス開始やネスレ日本のコーヒーマシンに関するスマホアプリが言われて活況高。大手海運株もジリ高。

 東証1部の出来高概算は11億8961万株(前引けは5億8677万株)、売買代金は2兆1526億円(同1兆582億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1531(同1121)銘柄、値下がり銘柄数は535(同915)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、医薬品、非鉄金属、鉱業、その他金融、陸運、証券・商品先物、倉庫・運輸、ゴム製品、機械、銀行、食料品、保険、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る