フライトHDがストップ高、通期業績予想の大幅増額など好感

■大口案件が下期にずれ込むため第2四半期の予想は下方修正

フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東2)は㋊日、買い気配のままストップ高の890円(150円高)に張りつき、11時を過ぎてもまだ売買が成立していない。

 11月1日の大引け後、2020年3月期の第2四半期、および3月通期の連結業績予想の修正を発表し、3月通期の連結営業利益の見通しは前回発表予想を40.0%増額して5.6億円の見込みとした。前期は約4億円の赤字だったため、黒字転換幅が大きく拡大することになり、注目が再燃した。

第2四半期の連結業績予想(2019年4~9月、累計)については、大口案件の一部の納品が下期にずれ込むことになったため、営業利益の見通しを前回発表の0.5億円から一転1.3億円の赤字の見込みとするなど、全体に下方修正した。しかし、通期の見通しは、売上高を前回発表予想比17.6%引き上げて40.0億円の見込み(前期比2.8倍)とするなど、全体に大きく増額修正した。(HC)

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