青木あすなろ出直り新高値、1部市場建設で小型が注目される

株式市場 銘柄

チャート8 青木あすなろ建設<1865>(東1・売買単位100株)は、昨年夏以降、今春までモミ合っていた水準を放れ23日には945円と高値に進んでいる。今日は一時900円割れまで下げたが後場は引き戻している。

 同社は海上土木を得意としており、民間建設にも強みを持つ。不動産開発事業にも進出している。手持ち工事が豊富で、順調にこなしている。2015年3月期の業績は上方修正され売上高は1270億円(前々期比5.5%増)、営業利益37億円(同69.5%増)、経常利益37億円(同58.1%増)、当期純利益28億円(同74.5%増)の見通し。1株当利益も44円(前々期27円弱)にアップする。

 マーケットでは、「PERは高いが、発行済株式数は約6370万株と、東証1部の建設株の中では小型で足の軽い点に注目して建設株の牽引役的な期待も込められている」との見方もされている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…
  2. ■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール  マーケットの現在の投資家心理…
  3. ■銀行株投資の選択肢  多くの銀行株の中から投資対象を選ぶ際には、PBR1倍割れやPER1ケタ台、…
  4. ■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?  今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそう…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る