昭栄薬品は第2四半期決算と共に自社株買いを発表

株式市場 銘柄

■取得期間は19年11月11日から20年3月31日まで

 昭栄薬品<3537>(JQS)は8日引け後、第2四半期決算と共に自社株買いを発表した。

 今期20年3月期第2四半期連結業績は、化学品事業におけるオレオケミカルを中心とした既存得意先への拡販・拡充、新規取引先の開拓、国内外での新興化学品の販売拡大に取り組みましたが、低水準で推移する一部原材料価格(天然油脂相場価格)の影響や国内主要得意先からの受注減等の影響を受け化学品・日用品・土木建設資材事業の3事業共に減収となった。

 第2四半期連結業績は、売上高90億57百万円(前年同期比12.3%減)、営業利益86百万円(同42.1%減)、経常利益1億64百万円(同29.9%減)、純利益1億55百万円(同2.1%減)となった。

 通期業績予想は、11月5日に修正し、当初予想の増収増益から、減収減益予想となっている。

 20年3月期通期連結業績予想は、売上高178億41百万円(前期比11.3%減)、営業利益1億20百万円(同56.2%減)、経常利益2億56百万円(同37.5%減)、純利益2億32百万円(同14.8%減)を見込む。

 配当については、前期と同じ18円を予定している。

 また、同日、自社株買いを決議した。取得株数10万株(上限)、取得価額2億円(上限)として、取得期間は19年11月11日から20年3月31日までとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る