応用地質が昨年来の高値、第3四半期好調で通期の業績予想を増額

■通期の連結営業利益は従来予想を16%引き上げる

応用地質<9755>(東1)は11月12日、急伸し、9時30分にかけて9%高の1396円(115円高)まで上げて2018年12月以来の1300円台に進んだ。11日の夕方、第3四半期の連結決算と今12月期の業績予想の増額修正を発表。好感買いが殺到している。

 第3四半期累計期間(2019年1~9月)は復興需要の継続的な仕事に加え、今期からシンガポール企業が連結に加わり東南アジア地域からの受注が拡大したこともあり、売上高は前期比12.8%増加して369.98億円となり、営業利益は同2.3倍の17.39億円となった。

 これを受け、12月通期の連結業績予想を全体に増額修正。売上高は従来予想を7.1%引き上げて530億円、営業利益は同じく15.8%増額して22億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.1%増額して16億円、1株利益は61円27銭、とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る