CRI・ミドルウェアがイスラエル社と共同開発した世界初IoT向けサイバーセキュリティソリューションを日立ハイテクほかと販売開始

新製品&新技術NOW

■重要インフラと同等のセキュリティをIoT領域で実現、サイバー犯罪の防止に貢献

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は11月12日、サイバーセキュリティ先進国イスラエルのTerafenceLtd.(「テラフェンス社」)と共同開発した、重要インフラ14分野(情報通信/金融/航空/鉄道/電力/ガス/政府・行政サービス/医療/水道/物流/化学/クレジット/石油)で使われている片方向通信アーキテクチャをIoT領域で実現する、世界初のサイバーセキュリティソリューション「Terafence Vsecure(テラフェンス・ヴイセキュア)」の国内販売を2019年11月中に開始すると発表した。

■最大の標的となっている監視カメラシステムに好適

 IoT領域でのセキュリティ対策の必要性が急速に高まる中で、「Vsecure」は、従来は重要インフラでしか用いられていなかった「片方向通信アーキテクチャ」による盤石かつ堅牢なセキュリティをネットワークの物理層で実現した。

 これにより、サイバー犯罪者にとって最大の標的になっている監視カメラシステムにおいて、監視カメラの映像配信を維持しながら外部からの攻撃通信を完全に遮断することを可能にした。

■伝送量を大幅に圧縮、常時モニタリング

 同時に、監視カメラシステムの4K対応等による動画ファイルの伝送量増加に対して、「CRI DietCoder」により伝送量を1/10以下に圧縮することで伝送量の増加を抑制。また、通信トラフィックを常時モニタリングすることで、監視カメラの異常な動作に対するアラート表示や動画ストリーム以外の通信トラフィックをブロックすることができる。これにより、施設内部からの不正アクセスにも対応することが可能となる。

 販売開始にあたり、CRIは、日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)、JBTV株式会社(東京千代田区、代表取締役小笠原政明社長)と先行して提携し、飛躍的な成長が見込まれるIoTサイバーセキュリティ領域に参入し、初期コストやIoTデバイス対応が不十分などの理由で導入が難しかった企業への販売を進め、3年以内に1000拠点以上への導入を進めていく計画だ。

 今後、「Vsecure」のラインナップとして、産業用で標準の通信プロトコルであるModbusの片方向通信を実現する「MBsecure」の発売を予定。これにより、監視カメラの動画ストリームだけでなく、産業用ネットワークに対してもハッキングのリスクを回避できるようになる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  2. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  3. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  4. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  5. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  6. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る