ヨコレイは今期増収増益に転換し経常利益21%増加など計画

■東京、名古屋の新物流センターが寄与し、1月にグループ企業を再編

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)の2019年9月期の連結決算は、冷蔵倉庫事業が順調に推移した半面、食品販売事業において、夏場以降、国内での想定を上回る荷動きの停滞や、国内主要漁港での水揚げ不調に伴う取扱量の減少、水産品(ホッケ・アカウオ等)で売却損が発生したことなどが影響し、売上高は前期比18.5%減の1399.70億円となり、経常利益は同8.0%減の49.45億円となった。ただ、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.3%増加して33.85億円となった。

■前期の売上高減少要因としてはノルウェーからの鮭鱒輸出計上基準の変更などが

 売上高の減少要因としては、ノルウェーから欧米への鮭鱒の輸出事業の計上基準を変更したことがあった。  しかし、ノルウェー養殖事業は、現地天候不順により生育が遅れ、水揚げ時期に遅れが出たものの、国内在庫の消化が進み大幅な増収増益となった。

 今期・2020年9月期の連結業績見通しは、、売上高は1430億円(19年9月期比2.2%の増加)、経常利益は60億円(同21.3%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は39億円(同15.2%の増加)、1株利益は66円54銭。

 昨年新設した東京羽田物流センター、名港物流センターが共に順調に稼動し、保管料収入・荷役料収入の増加につながっていること、20年1月には、連結子会社である(株)アライアンスシーフーズ及び(株)クローバートレーディングの吸収合併を行うこと、などが注目される。(HC)

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る