関東電化が急伸、業績予想の増額が好感され1年ぶりに4ケタ台

■3月通期の予想営業利益は従来予想を26.8%引き上げる

関東電化工業<4047>(東1)は11月15日、上値を追って始まり、取引開始後に12%高の1084円(117円高)まで上げ、2018年11月以来の4ケタ(1000円)台に進んだ。14日の通常取引終了後、第2四半期決算と3月通期予想の増額修正を発表。注目集中となった。

 第2四半期累計の連結業績(2019年4~9月)は、各利益とも前年同期比では減益だったが、原材料価格や減価償却費などが計画を下回ったため、前回発表の予想を上回った。これを受け、3月通期の連結業績見通しを全体に増額修正し、営業利益は従来予想を26.8%引き上げて71億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく19.0%引き上げて47億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は81円71銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る